Kindle FireでGoogle Playを使えるようにしてみた

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AmazonのKindle FireタブレットでGoogle Playを使えるようにして、さらなるアプリを使えるようにしてみました。Kindle Fireは、要はAndroidタブレットなので、基本的にはAndroidアプリが動きます。しかし、標準ではKindleストアから限られたアプリを入手できるだけです。

これではさすがにもったいないので、まずはGoogle Playをインストールし、そこから他のアプリを入れていこう、というわけです。

この投稿は、Kindle Fireの第5世代、2015年秋モデルについての記事です。他のモデルではうまく行かないかも知れません。

私は、ある方の投稿(下にあるリンク)にしたがって作業し、結果うまくいきました。なので、こちらを見て作業されるのが吉です。ただ、それでは申し訳ないので、サマリーだけ書いておきます。どの程度の難易度なの?という疑問の参考にしていただければと。

Kindle FireタブレットでGoogle Playストアをroot化せずに使う方法

Windows PCとADBドライバが必要

Android側にソフトウェアを送り込むには、Windows PCが必要です。上記の投稿では、Macで行う際の記述はまったくありませんでした(私はMacユーザーですが、仮想化Windowsで作業してまったく問題ありませんでした)。

また、後述するUSBデバッグ用のドライバ(ADBドライバ)のインストールが必要ですが、これはGoogle Playのインストールと同時に行えます。

タブレット側でUSBデバッグを許可する

USB接続してソフトウェアを送り込むので、これを端末側で許可する必要があります(上記投稿に記載あり)。また、Kindle Fireを接続した際に端末に表示される「USBデバッグを許可しますか?」に応答する必要があります。

必要なソフトウェアをダウンロード、展開する

rootjunkysdl.comというところから、Amazon-Fire-5th-Gen-Install-Play-Store.zipというファイルをダウンロードし、展開します。

ソフトウェアを実行する

展開したフォルダにある1-Install-Play-Store.batをダブルクリックして実行します。表示されるメニューの一番上に「1. Install ADB Driver」とあるので、これを使ってADBドライバをインストールできます。私の場合Windows 10ですが、まったく問題ありませんでした。

ドライバのインストールが終わったタイミングで、タブレットをPCに接続します。すると、「USBデバッグを許可しますか?」が端末側に出るので、許可する旨、応答しておきます。

続けて、「2. Install Google Play store and remove ads from lock screen」を選んでGoogle Play本体を送り込んで、作業完了です。

タブレット側でGoogleアカウントなどの設定を行う

問題なくGoogle Playが送り込まれていれば、Kindle Fireのホーム画面にGoogle Playアイコンが出ているはずなので、それをタップして実行します。Kindlleアプリの使用だけでは求められなかったGoogleアカウントの設定、課金の設定が要求されます。これを行わないとGoogle Playでアプリをインストールできません。

課金ですが、キャリア端末ではないので、キャリア決済は選択肢にそもそもなく、クレジットカードかプリペイドカードのコード入力のみです。有料アプリを入れるつもりはありませんが、それでもクレジットカード情報の入力が必要で、それがしかもGoogle側に支払い情報として登録されてしまうのが、気持ち悪いと言えば気持ち悪いですね。

設定後、Chrome、Gmailなどの定番アプリ、コミック系のアプリなどを入れてみましたが、問題なく動作しています。やっぱり、大きめの画面の方が、コミックなどを読むには快適ですね。

Fire タブレット 8GB、ブラック

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